春が待ち遠しい今日この頃ですが、長野県民の特性として冬場に常夏ハワイなど南の楽園へ避寒旅行に出掛けるケースが多く、春はお花見ツアーなど手頃な日帰りや1泊2日程度の小旅行が一般的となる傾向にあります。
4、5月は気候も安定し、本来なら旅行に最適な季節なのですが、田畑の管理や年度初めで多忙になるため、敬遠されがちなのはもったいないですね。

今年は、ソチ五輪が開催され、サッカーワールドカップ・ブラジル大会での日本チームの活躍に期待が集まるでしょう。国内は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の影響で姫路城や福岡が脚光を浴び、3月には大阪に高さ日本一となる60階建ての高層ビル「あべのハルカス」が開業します。

また確かな復興のめどが立たず、震災と津波被害から3年目の春を迎える東北へ応援に出掛けるのも良いでしょう。雇用を守るため新装開業した岩手県三陸海岸の花ホテルはまぎく、奇跡のもろみで復活を果たした陸前高田の老舗しょうゆメーカー八木澤商店をはじめ、苦労を重ねる被災地の方々の報道を目にするにつけ、今年こそ被災地の施設を利用しお金を使う目的で訪ねるべきだと考えます。
さらに今年は、クルーズが一層脚光を浴びそうです。一昨年から、外国船籍の大型客船が次々と日本発着クルーズを開始し、今まで高根の花だったクルーズ商品が安価で提供されます。飛鳥Ⅱの2・5倍の大型客船ボイジャーが5月に沖縄から尖閣諸島南を経て台湾へ航海します。


今年こそ豪華で快適なクルーズに挑戦してみてはいかがでしょうか。
(信毎観光・岩﨑象二郎)

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