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認知症は記憶障害のほかに、気分の落ち込み、意欲・集中力の低下、イライラ感などうつ病と非常によく似た症状が現れます。
お年寄りの心身の不調に気がついたら、なるべく早くお医者さんへ。

■認知症の予防
高齢化とともに、認知症患者は増加しています。
原因や症状はいろいろありますが、進行を遅らせる方法があります。その一つが脳を活性化することです。
昔の思い出を振り返ったり、音楽を聴いたり、歌ったり、茶話会で会話を楽しんだりすることで、予防したり進行を遅らせたりすることもできます。
「何もわからない、何もできない」と思わないでください。
自分でできる事は、自分でやる一が基本です。

■「やさしい気持ちで…」
2人暮らしで共に80歳代のご夫婦。お子さんは県外で暮らしている。
奥さんは、ご主人の両親を20年以上介護し、数年前に相次いで2人を亡くした。
その後、カルチャー教室などにしばらく通ったが、今は腰痛があるため何もしていない。
数年前からご主人が認知症になり、時々家事の手伝いなどはしてくれるが食器を割ってしまったり、たんすへ入れてしまったり、お風呂の栓や蛇口を壊したり、一緒に買い物に行ってもどこかへいなくなってしまう。
日常の会話が会話にならず、時々イラッ!として罵声を浴びせてしまうこともしばしば。
これからは、ショートステイを利用しながら少し距離を置き、やさしい自分を取り戻したい。と話している。      

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