『健康に生きる 信州ACEプロジェクト』

体を動かす! 健診を受ける! 健康に食べる!

朝のラジオ体操をする市民
朝のラジオ体操をする市民

わが国の2016年10月の総人口は、1億2693万人だった。このうち65歳以上は3459万人で、総人口に占める割合は27.3%。今後も増加を続け、2042年には3935万人とピークを迎えると推計されている。75歳以上の人口も、今後35年は増加を続けると見込まれている(厚生労働省ホームページより)。
このような超高齢化社会の中で、高齢者の半数近くが体調について何らかの自覚症状を訴えている。さらに、その約半数は、日常生活に何らかの影響を及ぼしている。

日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、2013年時点で男性が71.19歳、女性が74.21歳。これは2001年に比べて延びているが、平均寿命の延びに比べると小さい。

長野県においては、2012年に平均寿命が男女ともに全国1位となったが、この時点の健康寿命は、全国で男性が6位、女性は17位となっている。

長野県は2014年、県民の健康増進を図る運動「信州ACEプロジェクト」をスタートした。ACEは生活習慣改善の重点項目である「体を動かす(Action)、健診を受ける(Check)、健康に食べる(Eat)」を表し、世界で一番(ACE)の健康長寿を目指す思いが込められている。

習慣的に体を動かし、生活習慣病の早期発見・治療につながる特定健診を受け、減塩を念頭に置いたバランスの良い食事を心掛けて、生涯を現役で過ごしたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。