「青々とした芝生のある庭が欲しいなぁ」。
そんな夢を抱く人は多いのではないでしょうか?
テレビや雑誌に出てくる広い芝生の庭はとてもキレイ。
多くの人が憧れる気持ちもよく分かります。
でもその半面、「芝生って大変なんでしょう? ウチは無理かなぁ」と思っている方も少なくないようです。
確かに芝生にはお手入れが必要です。ほったらかしにする訳にはいきませんので、芝生の魅力と管理についてご紹介したいと思います。
芝生は魅力がたくさんあります
誰でも青々とした芝生が広がっているのを見るとそれだけで気持ちが良くなり、おもわずはだしで歩きたくなったり、寝転がりたくますね。
機能的な効果もあります。
安全性。葉がクッションの役割をしてくれますので、小さなお子さんがはだしで歩いても転んでも、土やコンクリートより安全です。
また、夏の熱を和らげる効果がありますし、照り返しの防止や雨によるぬかるみやはねかえりの防止など、たくさんの効果があります。
芝生の管理
こんなにメリットがたくさんある芝生ですが、その管理はどれほど大変なのでしょうか?
すぐに思い浮かぶのが「水やり」です。
真夏は毎日か2日に1回、春や秋でも3、4日に1回は水やりが必要です。
これが面倒だなぁと思う方は多いかも知れませんね。
次に重要なのは「芝刈り」。伸びすぎると美観を損ねたり、発育が悪くなったりしますので定期的な芝刈りが必要です。
そして「雑草の除去」。どこからか飛んできた雑草が芝生の中にも生えてくるのですが、放っておくと雑草の方が強くて芝生を浸食してきます。早い段階で取り除いてあげるのが効果的です。
代表的な管理は以上です。やっぱり大変そうだな、と思われましたか?
とにかく芝生を楽しみましょう
管理はあまり真面目にやり過ぎると本当に大変です。
中にはすっかり芝生にはまってとてもきちょうめんに管理される方もいらっしゃいます。
管理にはまるのは男の人が多いようです。
でも、そこまでやりきる自信がないという人は、少し手を抜いてしまっても大丈夫ですよ。
水やりは簡易スプリンクラーを使うという手もあります。
ホースの先端につなげて蛇口をひねっておくだけです。
少しくらいの雑草は目をつぶって芝生と一緒に刈り込んでしまうのもありと割り切りましょう。
公園やゴルフ場ではありませんから、隅から隅までキレイでなくてはいけないという事はないのです。
要は無理なく楽しめる程度に管理して、芝生そのものを楽しむ方が大事なのです。
青空の下に青々とした芝生を目にした時「あぁ、芝生にして良かったな」と思う事でしょう。
執筆/多田 紳也
空間設計SOBO代表兼デザイナー 1967年生まれ『生活を10倍楽しくする庭作り』をモットーに2005年会社を立ち上げる。 主に個人邸のエクステリア&ガーデンの設計にたずさわる。
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