信州の粉もんといえば「おやき」を思い浮かべるが、
松本地方のソウルフードは「うす焼き」。
「うす焼き」はコメが少ない時代のご飯替わりや残り物を使い切るために作られていたもので、郷土に根付く家庭の味として親しまれており、ご飯や煮豆、カボチャなどと小麦粉を水で溶いたものを混ぜ合わせて味付けして焼いたもの。
その「うす焼き」をオシャレなカフェでランチとしていただけるお店がここ。
『うす焼きカフェ豆まめ』
奈川でカフェをされていたマスターが2016年にオープン。
地粉、奈川の豆、地物野菜など素材にもこだわる。
季節に応じてさまざまな種類があり、花豆えごま、黒豆チーズ、カレー味など8種類ほどが並んでいる。
この中から好きな2個を選ぶと、スープや赤かぶの漬物を付けて、うす焼きランチセット(650円)にしてくれる。
うす焼きは、素朴で香ばしく、なんとも味わい深い。
うす焼きが家庭で出されていたのは今の40代、50代より上の世代だとか。
今の家庭ではあまり見かけなくなった貴重な郷土料理。
是非一度、食べていただきたい。
その他のメニュー |
・うす焼き 各種(180円) ・パスタランチ(900円) ・ワインなどアルコールもあり |
住所 | 松本市中央3-11-5 |
電話 | 0263-87-6624 |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | なし |
営業時間 | (月~土)11時~19時/(日・祝)9時~17時 ※イベント出店あり |
松本市中央3-11-5