前回好評だったヨガ特集。
引き続き松本市内のさまざまな施設でヨガ教室を開いているヨガインストラクターの青木トモヒトさんに、
ヨガをすることで得られる心身の効果について聞いた。
そして今回も、自分で試せる2つのポーズを新しく紹介。
まずは手軽に自宅で試してヨガに触れてみよう。

英雄のポーズ2
英雄のポーズ2

【英雄のポーズ2】
■効果…下半身の強化、集中力の向上、骨盤調整作用
■ポーズのポイント
①脚幅は肩幅の2.5倍ぐらいにする。前足は膝の角度を90度に近づけるように踏み込む。
②骨盤の高さは左右平行になるようにする。
③左右の手は肩の高さに挙げる。
④両足は同じくらいの強さで踏み込む。
※踵よりも前に膝が出すぎないように。

背面で腕を組んだ体側を伸ばすポーズ
背面で腕を組んだ体側を伸ばすポーズ

【背面で腕を組んだ体側を伸ばすポーズ】
■効果…骨盤調整作用、全身の筋肉の強化
■ポーズのポイント
①脚幅は肩幅の2~2.5倍ぐらいにする。
②後ろの足は踵をマットにつけ、足先を斜め前、約45度に向ける。
③両足の付け根を前に押し出すように意識する。
④背中で手をつなぎ胸を開く。
⑤視線は天井の方向を見るようにする。
⑥両足は同じくらいの強さで踏み込む。
※踵よりも前に膝が出すぎないように。

セロトニンとは、緊張したりストレスを感じたりする時優位になる交感神経と、
リラックスした時に優位になる副交感神経のバランスを整えてくれるホルモンです。
セロトニンが不足すると、怒りっぽくなったり、集中力がなくなったりします。
また最近ではうつ病はセロトニン不足が原因だとも言われています。
逆に、セロトニンがしっかりと分泌されると、以下に挙げたさまざまなプラスの効果があるといわれています。

〇自律神経が整う
〇美肌効果
〇がん予防
〇睡眠の質のUP
〇精神の安定
〇幸福感のUP
〇集中力の向上
〇うつ病の改善

プラス効果の一部を挙げただけですが、これだけの効果が期待できます。
セロトニンを分泌させるには、日光を浴びる、一定のリズムを刻む運動を15分ほどすることが効果的だといわれています。
だから、呼吸に合わせて身体を動かすヨガはセロトニンの分泌には最適です。
朝日を浴びながらヨガをしたら幸せホルモンセロトニンが身体中を満たしますね!
ヨガをする人に幸せそうな方が多い理由は、セロトニンが大いに関係しているのではないでしょうか。

yoga_aokisan
ヨガインストラクター
青木 トモヒト

幼少時、先天的な病気の影響により障害があったが、食生活の改善、カイロプラクティックなどにより大幅に改善。
以来ヨガ、代替医療に興味を持つ。大学卒業後は県外で営業マンをしながらヨガインストラクターとして活動するが、
「自然と共に生きる」、「地元松本にヨガの素晴らしさを広めたい」という思いのもと、2016年4月に活動の拠点を松本に移す。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。