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今、スポーツで最も注目されているラグビー。

W杯イングランド大会での日本代表の熱いプレーに刺激を受けた上高地ラグビースクールの子どもたちも、赤白の段柄ジャージに身を包み、練習に試合にと打ち込んでいる。
メンバーは25人。毎週日曜午前9~11時、松本市波田の扇子田運動公園をホームグラウンドに活動している。
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練習は全員で準備運動をした後、園児・低学年、中学年、高学年、中学生に分かれ、個々のメニューに取り組む。

小学生は9人制(高学年)、中学生は12人制。15人制に比べ、より安全面を重視したルールの下で指導している。

松本ラグビースクールの子どもたちも一緒に練習する。
設立は1990年。自身もプレー経験のある矢久保利昭代表(63、波田)が、小学生だった息子たちや、その友達などを集めて立ち上げた。
最も大切にしているのは「ラグビーを通じて、心も体も健康でたくましく育つこと」。

スクールのOBら指導陣は「最後まで諦めない」「痛い思いをしてもチームのために体を張る」大切さを説く。

「勝ち負けよりも、自分がやるべきことをやったかどうかが大事。そこで味わった充実感や達成感は、必ず将来生かされる」

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スクールでは親同士の関わりも大切にしている。

焼き肉大会、菅平合宿、スキー交流会、遠足など折に触れて親子で楽しむ催しを企画。「ラグビーを接点に大人も新しい出合いや、つながりが生まれてほしい」と矢久保代表。
OBには、岡谷工業高時代に高校日本代表になった鈴木秀明さんら実業団選手もいる。大澤真叶主将は「最初は恐怖心があったけど、学年が上がるにつれて楽しくなった。中学でも続けて、日本代表の山田章仁選手のような回転トライをしたい」。
◆問い合わせは
矢久保さん
☎92・5315

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