コタツで寝転んでお餅食べていたら、いつの間にか自分のお腹が鏡餅に…!
ただでさえ、家にこもりがちなこの季節。嬉しくない2割増量の脂肪。なんとかせねばと一念発起するものの…
ダイエットは続かない!
何度も挑戦したけれどダメだった!
痩せてもすぐに元通り…!
外で運動するなんて中学の部活以来やってない…!
という方
安心してください!
痩せられますよ!無理しなくても。
今回は、代謝を高めて無理なく痩せられる漢方ダイエットの専門店
たかみや恵深堂薬局の薬剤師、高宮深音(すみと)店長に漢方とダイエットの関係
そのほか現代人の抱える様々な問題について相談してきました。
―漢方と西洋医学の根本的な違いを教えてください。
漢方は身近な動植物の生薬なので、健康的にゆっくりと体質改善に向かいます。
対して、なってしまった病気に即効性をもたらすのは新薬の領域。
西洋医学は病名に対して治療する対処療法で、何か問題が起こってから処方しますが
漢方は人に応じて処方します。調合は多様で、その方の体質や状態にその漢方が合わないと効果が得られないという事があるので、十分相談しながら処方をしていきます。
病院でも漢方薬を処方することもありますし、
相反するものではなく、共存共栄していくものだと思います。
―漢方とダイエット効果の因果関係をおしえてください。
漢方ダイエットの本質は体を温め、血の巡りを良くする体質改善です。新陳代謝が活発になり太りにくい体になります。
そもそも昔はダイエットという概念がありません。現代人は栄養の摂り過ぎです。どんなに漢方を用いても、食べ過ぎていては痩せることは難しいです。ある程度カロリーコントロールしながら無理なく健康的に痩せ、リバウンドしない痩せ体質にするのが漢方ダイエットです。
―どういった方の相談が多いですか?
やはり女性が8割くらいですね。皆さんダイエットに関心のある方が多いです。
現代病かもしれませんがストレスで過食ぎみの方も多いです。
肥満は病気のリスクが高まるので、太り過ぎの方はダイエットした方がいいのは間違いありません。ただ痩せているのと体が健康なのとは別の話なので、見た目だけではなく体の中の状態にも気を遣った方がいいですね。
―普段の食生活でおすすめの食べ物、避けた方がいいものとは?
よく言われる「食べるといいもの」などはあまり気にしない方がいいです。先ほども言いましたが基本的に現代人は栄養の取り過ぎですから、何かを摂るという考えを持つと更にカロリーオーバーになってしまいます。
今は栄養をいくらでも摂れる時代です。そして現代人は冷える食べ物が多いですね。
身体を温めるという観点でいうと塩は摂ったほうがいい。塩分を気にし過ぎて減塩食をしていると体が温まりません。
避けた方がいい食べ物も、環境や年齢などで人それぞれなので詳しくは言えませんが、あえて言うなら、南方系の果物や甘い物などは体を冷やします。
―高宮先生自身も生活習慣には気を遣っていますか?
至って普通です。食べたいものを食べるし、お酒も飲む。乳製品やお菓子などはあまり食べません。運動もウォーキングするくらい。
何事も無理はよくない。運動のやり過ぎで膝や腰を痛める方も結構いらっしゃいます。
膝や腰に痛みを抱えるご年配の方に低周波治療器や岩盤健康器具などを使用した治療もおこなっています。
ダイエットでも体質改善でも大事なのはその人それぞれに合った方法があるという事。
漢方ではお話を聞きながら症状に応じて、また経過を見ながら調合できるので、無理なく続けられます。
いろいろ試されても効果がなかった方、漢方ダイエットで理想の美と健康を手に入れませんか?
■取材協力/たかみや恵深堂薬局
松本市中央1-26-1 Tel.0263-34-5056