地面すれすれ気分はF1

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体験したことのないスポーツにチャレンジ! 今回は「カート」。カートと聞いて思い浮かべるのは遊園地のゴーカートだが、実際の「カート」はプロドライバーの登竜門と呼ばれるほど本格的な世界。本物のスピードとレースの醍醐味(だいごみ)を味わうために長野道豊科インターチェンジすぐ近くのあづみ野F-1パークへ向かった。 (新井茂樹)

レーシングカートとはパイプフレームにエンジン、シート、タイヤなどを取り付けたとてもシンプルな構造の自動車。 右足のアクセル、左足のブレーキ、ハンドルだけで操作。 カートの種類は多々あるが、このパークは160㏄のエンジンで最高時速は約50㌔の一般的なカート。

レーシングカートとはパイプフレームにエンジン、シート、タイヤなどを取り付けたとてもシンプルな構造の自動車。右足のアクセル、左足のブレーキ、ハンドルだけで操作。カートの種類は多々あるが、このパークは160㏄のエンジンで最高時速は約50㌔の一般的なカート。

 

今回カートを教えてくれるのは寺島卓マネージャー。過去にF1ドライバーの中島一貴や小林可夢偉としのぎを削り、全日本カート選手権で6位入賞したこともある猛者だ。

カートはモータースポーツの基礎技術を学ぶのに最適なもので、セナやシューマッハーら超一流F1レーサーもここから始めた。

安曇野スイス村をバックに快走
安曇野スイス村をバックに快走

カートの魅力の一つは安全に本格的モータースポーツを楽しめること。必ず最初にマシンの説明と安全確認を受ける。このパークはオープンして3年たつが、けがをした人はいないとのこと。ヘルメットと手袋をして早速乗車する。

カートはアクセル、ブレーキ、ハンドルなどすべてにおいて遊びが少ないことが普通の車と大きく違う。それぞれのレスポンスは早く、自分のイメージと車の動きにタイムラグがほとんどない。

慣れてきたら徐々にアクセルを踏んでいく。最高速度は時速約50㌔と聞いていたが、地面からの距離が近いので体感速度ははるかに速く感じる。そしてコーナリングの時のG(重力)が想像以上にすごい。

周回を重ねてくると、早く走るためにどれだけ長くアクセルを踏めるか、ブレーキを我慢できるかを考えるようになってきた。それは自分との闘いだ。気が付くと、あっという間に規定の7周を走り終えていた。このスピードの世界を味わえば病みつきになること間違いなしだ。
小さい子でも楽しめるようジュニアカートやカートスクールもあるので、ぜひ親子で体験してほしい。

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▼あづみ野F-1パーク
安曇野市豊科南穂高1622-2(豊科インター北)  TEL.0263-72-6801
◎営業日時/9時~18時  ◎定休日なし   http://www.f-1park.com

▼サーキットあづみ野
池田町広津4108(大峰高原)  TEL.0261-62-0245

※記事内容は取材時点のものです。最新の情報は直接お店へお問い合わせください。

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