伝統芸能に夢中!

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今回お邪魔したのは信州大学「ことことサークル」。

高校時代に箏(こと)部で活動した人が呼び掛けて6年前に発足したそうです。

年を追うごとに部員は増え、今春は11人が入部。現在は創部以来最高となる21人が所属しています。唯一の発表の場である銀嶺祭(11月1、2日)に向け、最後の仕上げに熱を入れています。

部員は、全くの初心者から高校時代に全国大会を経験した人までさまざま。経験者や上級生が指南役を務め、上下の分け隔てなく楽しみながら練習しています。
昨年まで医学部写真部に所属した坂本百合子さん(医学部3年、兵庫県出身)は、日本の伝統芸能への憧れと、仲間と一緒に活動したいという思いから今春入部しました。「就職したら忙しくなるので今しかないと思って。みんなの足を引っ張らないように頑張ります」と坂本さん。
やはり初心者の宮坂琴子さん(同2年、諏訪市出身)は「何か楽器をやりたくて、名前と同じサークルをのぞいたら雰囲気が良く入部しました」。高校時代に全国大会を経験した牟豊晶絵さん(教育学部1年、長野市出身)は「高校は少人数だったので、大勢で演奏できる楽しさを味わっています」と言います。
circle_kotokoto_02練習は学生食堂が入る旭会館の2階で毎週金・土曜に行っています。12畳の和室に箏は7台しか置けないため大勢集まった時は交替で弾くそうです。
サークルが和やかなのは、期末に行うお疲れ会、誰かの家に集まってたこ焼きや鍋を囲むお楽しみ会も影響しているとか。「とにかくみんな仲が良く和気あいあい、にぎやかなサークルです。ぜひ銀嶺祭に来て演奏を聞いてください」と部長の松本奈津美さん(人文学部2年、千葉県出身)が笑顔で話してくれました。

発表曲はジブリアニメ「魔女の宅急便」から「海の見える街」、「ルパン」「春の海」など全8曲。11月1日は正午と午後4時半ころ、2日は午前10時と午後2時半ころから第2講義棟51番教室で演奏する予定です。

日本の伝統芸、箏。

皆さんも機会があれば挑戦してみてはいかがですか?

 

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